2026年3月の言葉

埼玉新生教会 平澤 昇牧師

「人間の心は自分の道のことに思いを巡らすが   主がその一歩を確かなものとする。」

(箴言16章9節)

 しんせい幼稚園での保護者会での内容を共有したいと思います。
 今回は「ガラガラ がらくた!?」の絵本を紹介しようと思います。このお話の主人公は、カササギのメグとアッシュです。「どろと くさとで つくった 巣に、きれいな みずいろの卵が4つ並びました。もうすぐ卵から雛がかえります。二羽は、必要なものを そろえることにします。

 はじめに運んできたのは、わりと小さなものでした。カッコウ時計二つ、靴下4足・・・ ちょっと大きなもの、ぬいぐるみの熊、中身が詰まったゴミ箱、ベビーカー・・・ 雛が大きくなったら乗りたがる自転車4台、もっと大きくなったら欲しがる車、・・・ 巣は山盛りに その時、巣がガラガラどっすーん!と崩れました。巣に運んだものが、みんな落ちました。

「たまご たまごがない」ゴミの中から、たまご探しです。みんなで探します。そして、割れたたまごの殻が見つかります。「どうしよう だいじな たまごが われちゃった!」その時、巣の下から 4羽の雛がとびだしてきました。
「わあい、かんぺき ほかには なんにも いりません!」
 カササギは、雛のために先回りして、子育てをしようとしました。私たちも、良かれと思って先回りをします。でも、その先回りは本当に、子どものことを思ってでしょうか。考えさせられます。 カササギは、自分たちの思いを積み上げていきます。どんどん積み上げます。そして、崩れた時に本当に大切なものに気付くのです。

 3月の聖句「主がその一歩を確かなものとする。」その為には「業を主に委ねよ。そうすれば、あなたが計らうことは堅く立つ。」(16:3)ことが大切です。しかし、私たちは、自分の思いや考えが「絶対」になりがちです。
 カササギも雛のための「巣作り」をしましたが、現実は自分の欲望によって雛を失いかけます。「人間の心は自分の道のことに思いを巡らす」ことをしてしまいます。「主がいとうのはすべての高慢な心。確かに罰を免れることはない。」(16:5)のですが、同時に「過ちは慈しみとまことによって覆われる。主を畏れるなら悪を離れることができる。」(16:6)とあります。「人の歩みが主の喜びのうちにあるとき  主はその人を敵とも和解させる。」からです。
 私たちは、思いを越えて素晴らしい経験をします。
 主に信じて、「新しい一歩」を踏み出しましょう。

BL出版
作:エミリー・グラヴェット
訳:なかがわ ちひろ

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